70フィート
旧型客車シリーズ
(70ft Standard Passenger Cars) |
アメリカ形の場合、旧型客車は『ヘビーウェイト
(Heavyweight・重鋼製)』または『スタンダード
(Standrad・一般型)』と呼びます。
(アサーンの場合はスタンダード。)
なお余談ですが荷物車、郵便車は実車どおりの
長さである場合も多いので『フルサイズ』としても通用
します。そのため特に荷物車は自分の集めている鉄道
だけでなく、それ以外の鉄道も購入して旧型・流線型
取り混ぜてすべて連結。最後尾に先頭の機関車
(=郵便・荷物列車の牽引機は貨物用ではなく旅客用機
です)と同一鉄道の旧型座席車を1輛ぶら下げると
郵便・荷物列車が出来上がります!
また座席車はガス・エレクトリックカーの増結用、という
使い道もあります。
*『クリアーストーリー・ルーフ(Clerestory Roof)』とは
『ダブル・ルーフ(二重屋根)』の米国風言い方です。
車体長が短いのを良い方にとってアサーンの旧型座席車を
『ガスエレに牽かせる』というのも一つの遊び方です。
また郵便・荷物列車の最後尾に『郵便・荷物の
仕分け人の休憩室車』として1輛連結するのもアリです。 |
注意:アサーン社の製品分類見直しにより当シリーズは
2016年以降の製品化発表時より『アサーン/ラウンドハウス
ブランド』扱いの商品シリーズに変更されます。 |
・マックヘンリー社製プラスチック素材ナックル・カプラー仕様
*ケーディー社製ナックルカプラー互換。ただしケーディー社製
以外のプラスチック製ナックル連結器は非常に破損及び
連結開放しやすいので運転される方はケーディー社製金属製
ナックルカプラー(=148番が使いやすい)に交換する事をお勧め
します。(ただし工作出来る方のみ。)
・金属車輪装着済み。
・室内装置・室内灯:共に無し
・プラスチック製窓ガラス:はめ込み済み。
(キット時代から既にはめ込み窓でした。)
・貫通幌:無し(下記のアメリカン・リミテッド社製を組み立てて
取付けると連結面の見た目が良くなります!
(ただし工作出来る方のみ。) |
〈当店店長的な鉄道別遊び方のヒント〉 |
*サンタフェ/グリーン:サンタフェの郵便・荷物列車を
再現するには旧型荷物車、旧型郵便車、流線形
荷物車、流線形郵便車を混成し、最後尾に
旧型座席車を連結しておくと、それらしく見えます。
エクスプレス・リーファー、エクスプレス・ボックスカーを
連結するのも良いでしょう。MoPac、NYC、PRRの
荷物車を連結するのもアリです。 |
*サザン・パシフィック/デイライト塗装:実車でデイライト
塗装の旧型客車はテハチャピ・ループ経由の『サン・オーキン・
デイライト号』の予備車として存在しましたが非常に少数派
でした。
特にハリマンタイプを除くとほとんどいませんが非営業用車の
一部に例外的に存在したのが『デイライト・リリーフ・トレイン』
と呼ばれた編成でした。
アサーンから再販のデイライト塗装の200トンクレーン車を
含めた編成で旧型展望車、旧型食堂車、旧型荷物車が
連結され、1980年頃までカリフォルニア州の『とある駅』に
留置されていたようです。
なので下記車輛もそのまま使用せず『上記の代用』として
使用するとSPファンでもかなりの通の方を『おっ!』と言わせる
編成を組む事が出来ます!
*当店店長が鉄道模型コンベンションのNAMRACブースにて
披露した事があります。 |
*ユニオン・パシフィック:UPはアサーンだけで編成するよりも
サンタフェバージョンやペンシーバージョンの寝台車やアサーン/
ラウンドハウスブランドのアーチルーフ客車のUPバージョン、
SP(緑)バージョンと混成するとFEFが重連で牽引した
『サンフランシスコ・オーバーランド』号のショーティー編成に
なります。 |
〈店頭在庫あり〉 |
*リオグランデ(D&RGW)塗装は現在、店頭在庫にある
ウォルサーズの寝台車等と組ませれば5~6連にはなります。
(2021-04-26追記) |